訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
日本語と英語では、月の呼び方が違います。他の言語ではどうなるのでしょうか。
今回は「フィンランド語で1月~12月の言い方」について書きます。
フィンランド語で「1月~12月」
フィンランド語で月を表す形は、日本語に近いものがあります。
日本語の「○○月」のように、フィンランド語では「○○kuu」といった感じになりますね。
先に、フィンランド語で「1月~12月」の表を載せます。
tammikuu | 1月 |
helmikuu | 2月 |
maaliskuu | 3月 |
huhtikuu | 4月 |
toukokuu | 5月 |
kesäkuu | 6月 |
heinäkuu | 7月 |
elokuu | 8月 |
syyskuu | 9月 |
lokakuu | 10月 |
marraskuu | 11月 |
joulukuu | 12月 |
フィンランド語で「1月」
では、フィンランド語の「1月」から見て行きましょう。
tammikuu : 1月
“tammi” には「心・中心」などの意味があります。冬の中心だからだそうですね。
英語と比較します。
tammikuu : January
フィンランド語で「2月」
次に、フィンランド語で「2月」です。
helmikuu : February
“helmi” には「真珠」の意味があります。2月は寒く凍りやすいので、氷柱などを真珠に例えたのでしょうか。
英語と比較します。
helmikuu : February
フィンランド語で「3月」
次に、フィンランド語で「3月」です。
maaliskuu : 3月
“maalis” は「地上の」という意味があります。Wiktionaryには “maalinen”という言葉で説明されています。
雪が解けて、大地から植物の目が出てくるところを表現した感じですね。
英語と比較します。
maaliskuu : March
奇跡的に、最初の2文字だけ同じですね。
フィンランド語で「4月」
次に、フィンランド語で「4月」です。
huhtikuu : 4月
huhtiは、英語1語で表すことができないようです。「焼畑農業で畑を開墾(キレイに)する」という意味があるようですね。
Wiktionaryには “huhta”という言葉で説明されています。
やはり、冬が厳しいフィンランドでも、4月は農業の準備ができるほど暖かくなるのでしょうか。さすがに、まだ雪とか降りそうですが。
英語と比較します。
huhtikuu : April
フィンランド語で「5月」
次に、フィンランド語で「5月」です。
toukokuu : 5月
“touko” には「種をまく」という意味があります。種をまけるということは、もう土も凍る心配はないでしょう。
土が凍ってる状態で、種がまけるかわかりませんが。
英語と比較します。
toukokuu : May
フィンランド語で「6月」
次に、フィンランド語で「6月」です。
kesäkuu : 6月
“kesä”には「休閑中(きゅうかんちゅう)の」という意味があります。「休閑」なんて言葉、初めて知りました。
土地を肥やすため、一定期間耕作をやめること。休耕。
「休閑」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
「畑をずっと耕すわけではないのか。」と思いました。ですが、よくよく考えたら「5月に種をまいている」ので逆に耕さない方がよさそうですね。
英語と比較します。
kesäkuu : June
フィンランド語で「7月」
次に、フィンランド語で「7月」です。
heinäkuu : 7月
“heinä”には「干し草」という意味があります。7月になると干し草を作るんですね。
このころになると、フィンランドでも暑くなっていそうです。6月も暑そうですが。
英語と比較します。
heinäkuu : July
フィンランド語で「8月」
次に、フィンランド語で「8月」です。
elokuu : 8月
“elo” には「作物・収穫物」という意味があります。フィンランドでは、8月に何を収穫するのでしょうか。
日本とは気候が違うので、ちょっと気になりますね。
英語と比較します。
elokuu : August
フィンランド語で「9月」
次に、フィンランド語で「9月」です。
syyskuu : 9月
“syys” には「秋」という意味があります。急にシンプルになりましたね。収穫は8月で終わったのでしょうか。
おそらく、実際には収穫は終わってなさそうですが。
ちなみに “syys” は古い言い方のようです。他に、フィンランド語で秋は “syksy” と言います。
英語と比較します。
syyskuu : September
フィンランド語で「10月」
次に、フィンランド語で「10月」です。
lokakuu : 10月
“loka” には「泥」という意味があります。...泥ですか。寒いイメージのあるフィンランド、10月には、もう雪も降っていそうですね。
9月と10月は何もない感じがしますね。ええ、暦の上だけですよ。
英語と比較します。
lokakuu : October
フィンランド語で「11月」
次に、フィンランド語で「11月」です。
marraskuu : 11月
“marras” には「死」の意味があります。少々、不吉ですね。11月になると土地が凍り、農作物も作れないという感じがします。
今の時代ならば、フィンランドでも11月に農業をしてそうな気がしますが。
英語と比較します。
marraskuu : November
フィンランド語で「12月」
最後に、フィンランド語で「12月」です。
joulkuu : 12月
“joulu” には「クリスマス」といった意味があります。クリスマスのイメージが強いフィンランド、本格的にクリスマスを満喫してそうです。
もちろん、世界中でクリスマスは特別なイベントですね。
英語と比較します。
joulukuu : December
まとめ
今回は「フィンランド語で1月~12月の言い方」について書きました。なんか、農業関係の言葉が多かったですね。
フィンランドの農業事情が少し気になりました。フィンランドの特産物とか調べるとおもしろそうですね。
※今回もWiktionaryを参考にしました。
Wiktionary, the free dictionary
読んでいただき、ありがとうございました。
他のフィンランド語の記事でも、いろんなフィンランド語の単語について書いています。お読みいただけると嬉しいです。