訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
フィンランド語の独学を始めたとき、日本語の発音に似てると感じました。もちろん、異なる部分もありますが、本当によく似ていると思います。
フィンランド語と日本語の発音で、どの点が似てるのでしょうか。
フィンランド語の発音と日本語の発音で似ている部分
さて、フィンランド語と日本語の発音がどのくらい似ているのかと言いますと...
おそらく、日本人だと「たった1日でフィンランド語の発音に慣れてしまう」ほど、両言語の発音は似ています。
逆に、フィンランドと同じヨーロッパの言語をネイティブとする人達は、フィンランド語独特の発音に苦戦するみたいですね。
日本語と発音が似ているイタリア語やスペイン語を話す人たちまで、フィンランド語の発音に苦戦するとのことで。
そんな、フィンランド語の発音の特徴は、なんといっても「ローマ字読み」で通じるところです。
これは、イタリア語やスペイン語を勉強したことがある人達には、わかる感覚かもしれません。
ですが、私の感覚としては「フィンランド語の方が、さらにローマ字読み」な気がします。
そして、日本語でいう「促音(そくおん)・長音(ちょうおん)・撥音(はつおん)」があるのです。
促音とは「小さい “つ” のこと」です。
例えば、フィンランド語で “kissa: 猫” という単語に使われていますね。
長音とは「母音を伸ばしたもの」です。
例えば、フィンランド語で “aamu: 朝” という単語に使われていますね。
撥音は「”ん” のこと」です。(撥音って、どこの言語にもある気がする)
例えば、フィンランド語で “kampa: くし(髪に使う方)” という単語に使われていますね。
また「拗音(ようおん)に近いもの」もあります。
例えば、フィンランド語で “kymmenen: 10” という単語に使われていますね。
“y”は、日本語と違う部分もありますが。
フィンランド語の発音と日本語の発音で似ていない部分
今度は逆に「フィンランド語の発音と日本語の発音で似ていないところ」を説明しますね。
母音のときの違い
まずは、母音からです。
先ほど紹介した、”kymmenen” という単語の “y” は、フィンランド語では母音に分類されます。
そして、その文字から始まる単語も存在します。
例えば、フィンランド語で “ystävä: 友達” という単語に使われていますね。
ついでに、この “ystävä” にある “ä” も、日本語にはない音です。
発音記号だと /æ/ が当てられているので、英語の “cat/kæt/” の /æ/ と似ているかもしれません。
そして、最後に “ö” です。これが、一番説明がしづらい発音ですね。発音記号は /ø/ で表されています。
例えば、フィンランド語で “söpö : かわいい” という単語に使われていますね。
子音のときの違い
次に子音について説明します。
ちなみに、フィンランド語は英語と違い、主に使うアルファベットの数は少ないのです。
特に “B” から始まる単語は、ほとんどありません。逆に “v” から始まる単語はたくさんあります。
※今回、”B”から始まる単語の紹介は省きます。
フィンランド語の子音で違うものは、 “F, J, L, R, V, Z ” です。
“F, L, V“ は、英語にもある発音ですね。
“F“ の場合、例えばフィンランド語で “filmi: 映画” という単語に使われています。
“L“ の場合、例えばフィンランド語で “lintu: 鳥” という単語に使われています。
“V“ の場合、例えばフィンランド語で “vadelma: ラズベリー” という単語に使われています。
“J, R“ は、英語にも日本語にもありません。
“J“は、日本語の “や行” に近い音です。
“J“ の場合、例えばフィンランド語で “Joulu: 12月” という単語に使われていますね。
“R” は、巻き舌です。
“R“ の場合、例えばフィンランド語で “riisi: 米” という単語に使われていますね。
まとめ
今回は「フィンランド語と日本語の発音について」説明しました。たしかに違うところもありますが、よく似ている部分がかなりあります。
私がフィンランド語を好きになったのも、発音が難しくないからでした。もちろん、発音が難しいからと言って、その言語を嫌いにはなりませんよ。
ネイティブびっくり!日本人の発音 | 今日もフィンランド日和 ※参考
読んでいただき、ありがとうございました。
他のフィンランド語の記事でも、いろんなフィンランド語の単語について書いています。お読みいただけると嬉しいです。