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秋の果物の1つに「ぶどう」があります。これを英語で言うと “grape” ですね。
しかし、フィンランド語は違います。フィンランド語では “viinirypäle” と言います。
この中には “viini : ワイン” という単語が含まれています。フィンランドでは、ブドウよりも先にワインが普及したのでしょうか。
そこで、今回は「『ぶどう』という単語の中に『ワイン』が含まれている言語」を紹介します。
「ぶどう」の中に「ワイン」が含まれている言語
「ぶどう」の中に「ワイン」という単語がある言語は、どのくらいあるでしょうか。
フィンランド語で「ぶどう」
まずは、先ほども上げたフィンランド語からです。
Viinirypäle : ぶどう
“viini(ワイン)” と “rypäle(ふさ・ぶどう)” の2つの単語で作られています。
デンマーク語とノルウェー語で「ぶどう」
次に、デンマーク語とノルウェー語です。
vindrue : ぶどう
この2つは、つづりは同じですね。ですが、発音の他に少し違った部分もあります。
Wiktionaryで、デンマーク語の方は “vindrue(果物)” とありますが、ノルウェー語では “vindrue(ワインの)” とあります。
“drue”ならば、デンマーク語もノルウェー語も “drue(果物)” と書かれています。
アイスランド語とフェロー語で「ぶどう」
次に、アイスランド語とフェロー語です。
vínber : ぶどう
vínber - Wiktionary
Wiktinaryを見ると、発音記号は違いますね。しかし “vín(ワイン)” と “ber(ベリー)” の2つの単語でできているのは一緒です。
ロシア語とウクライナ語で「ぶどう」
次に、ロシア語とウクライナ語です。
виноград : ぶどう
発音は若干違いますが “вино(ワイン)” という単語がありますね。”град” は「霰(あられ)」という意味です。
ポーランド語で「ぶどう」
次に、ポーランド語です。
Winogrono : ぶどう
こちらは “wino(ワイン)” と “grono(集団・ふさ)” の2つの単語で作られています。
ドイツ語で「ぶどう」
次に、ドイツ語です。
Weintraube : ぶどう
こちらは “Wein(ワイン)” と “Traube(ぶどう)” の2つの単語で作られています。
アイルランド語で「ぶどう」
次に、アイルランド語です。
fíonchaor : ぶどう
こちらは “fíon(ワイン)” と “caor(ベリー)” という2つの単語で作られています。アイルランド語ですと「ワイン」は “f” から始まるんですね。
ウェールズ語で「ぶどう」
次に、ウェールズ語です。
grawnwin : ぶどう
こちらは “grawn(つぶ)” と “gwin(ワイン)” の2つの単語で作られています。他の言語と違って「ワイン」と「ぶどう」の順番が逆になってます。
ウェールズ語だと「ワイン」は “g” から始まるんですね。
エスペラント語で「ぶどう」
最後に、エスペラント語です。
vinbero : ぶどう
こちらは “vino(ワイン)” と “bero(ベリー)” の2つの単語で作られています。
まとめ
今回は「『ぶどう』という単語の中に『ワイン』が含まれている言語」について書きました。ほとんどが、寒いイメージのある地域の言語でしたね。
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