フィンランド語の数字について -1~10-

フィンランド語

訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。

外国語を学ぶ上で、単語はかなり重要です。その中でも「数字」は初心者の方でも覚えやすいかもしれません。

数字はよく使いますからね。

今回は「フィンランド語の数字1~10について」書いていきます。

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フィンランド語も英語と同じで基数と序数がある

英語を学んでいると必ず出てくる「基数」と「序数」ですが、フィンランド語にもそれらはあります。ここで、1回「基数」と「序数」をおさらいします。

英語では、基数は “one~ten” などの比較的単純なモノのことを指しますね。時計の数字とか人数に使われています。

そして、英語の序数は “first~tenth” などのやや複雑のモノのことを指しますね。複雑なのは、最初だけですが。

序数は、階数などに使われます。日本でも、野球のポジションとかに使われてますね。

そんな基数と序数を、今回はフィンランド語で紹介していきます。

フィンランド語で「1~10」

それでは、フィンランド語で “1~10” を見ていきましょう。英語の数字にはなじみがありますが、フィンランド語はどういった感じなのでしょうか。

フィンランド語で「1」

最初に、フィンランド語で「1」の言い方です。英語ですと “one” となりますね。

yksi : 1

フィンランド語特有の発音 “y” から始まるので、個人的には発音は難しいのかなと感じます。形も、英語とかなり違ってますね。

ただ、両言語とも母音から始まっているのはおもしろいです。ちなみに、フィンランド語では “y” も母音ですね。

今思い出しましたが、日本語も “1(ichi)” なので、母音から始まっています。

こちらの序数は “ensimmäinen” と言います。序数は日本語ではなく、英語と並べますね。

ensimmäinen : first

形が、英語と違ってかなり長い印象的ですね。おそらく、1~10の序数の中では文字数が一番長いかもしれません。

フィンランド語で「2」

次に、フィンランド語で「2」の言い方です。英語ですと “two” となりますね。

kaksi : 2

先ほどの “yksi” と、韻を踏んでいる感じがします。英語と同じで、子音から始まっています。

こちらの序数は “toinen” と言います。

toinen : second

先ほどの “yksi, kaksi” のように “ensimmäinen” と韻を踏んでますね。英語の “second” には「~秒」の意味もありますが “toinen” にはありません。

代わりに「他の」という意味があるそうです。

フィンランド語で「3」

次に、フィンランド語で「3」の言い方です。英語ですと “three” となりますね。

kolme : 3

“yksi, kaksi” と韻を踏んでいましたが、3は違うみたいです。ただ、英語と違い発音はしやすいですね。

こちらの序数は “kolmas” と言います。

kolmas : third

これも韻は踏んでないようです。それから “kolme” と最初の文字が変わっていません。これは、英語の “three → third” にも言えることですね。

どうやら英語と違い、序数の形は 「3」 から統一されてそうです。

フィンランド語で「4」

次に、フィンランド語で「4」の言い方です。英語ですと “four” となりますね。

neljä : 4

ここで、フィンランド語特有の文字 “ä” が出てきました。こちらの序数は “neljäs” です。

neljäs : fourth

“neljä” にただ “-s” がついただけの形です。英語も “four” に “-th” がついた感じなので、似たようなモノですね。

フィンランド語で「5」

次に、フィンランド語で「5」の言い方です。英語ですと “five” となりますね。

viisi : 5

個人的な考えですが、フィンランド語の “vesi : 水” に形が似ている感じがします。

こちらの序数は “viides” と言います。

viides : fifth

先ほどの “kolmas, neljäs” のように直接数字に “-(a)s” をつけるのと違い、今回は少し形を変えていますね。

viisi → viides

フィンランド語で「6」

次に、フィンランド語で「6」の言い方です。英語ですと “six” となりますね。

kuusi : 6

今度は “viisi” と韻を踏んでますね。こちらの序数は “kuudes” と言います。

kuudes : sixth

先ほどの “viisi, kuusi” のように “viides” と韻を踏んでますね。また “viisi” と同じように、最後の形が変わっています。

kuusi → kuudes

フィンランド語で「7」

次に、フィンランド語で「7」の言い方です。英語ですと “seven” となりますね。

seitsemän : 7

なんか、急に長くなりましたね。ただ、奇跡的に英語と同じ “s” から始まっています。これは日本語もそうですね。「7(shichi)」も “s” から始まっています。

ちなみに、あとの数字の文字数も結構長いのです。

こちらの序数は “seitsemäs” と言います。

seitsemäs : seventh

基数の “-n” が “-s” になっただけですね。あとの数字の序数も “-n” が “–s” に変わるだけです。

個人的に “seitsemän, seitsemäs” を「セイッツェマン、セイッツェマス」と発音してしまいますね。しかし “-tts” となっていないので、小さい「ツ」は必要ない気がします。

フィンランド語で「8」

次に、フィンランド語で「8」の言い方です。英語ですと “eight” となりますね。

kahdeksan : 8

英語は母音から始まっていますが、フィンランド語では子音から始まっていますね。こちらの序数は “kahdeksas” と言います。

kahdeksas : eighth

フィンランド語で「9」

次に、フィンランド語で「9」の言い方です。英語ですと “nine” となりますね。

yhdeksän : 9

“yksi” と同じように “y” から始まってるので、発音が難しい気がします。こちらの序数は “yhdeksäs” と言います。

yhdeksäs : ninth

フィンランド語の “yhdeksäs” はいいのですが、英語の “ninth” が個人的に間違えそうになります。まぁ “9th” とすればいいのですが。

フィンランド語で「10」

最後に、フィンランド語で「10」の言い方です。英語ですと “ten” となりますね。

kymmenen : 10

今まで触れていませんでしたが、実はフィンランド語には「数字の口語」があるようです。なぜ、いきなり口語の話をするのか。

それは、個人的に “kymmenen” の口語がお気に入りだからです。

kymmenen → kymppi

「キュンッピ」なんて、かわいらしい発音ですね。

それから、こちらの序数は “kymmenes” と言います。

kymmenes : tenth

ちなみに、序数にも口語はあるみたいですね。

kymmenes → kypä

まとめ

今回は「フィンランド語の数字1~10について」書いていきました。日本語や英語と違い、後半の数字は長かったですね。

日本語にも数字の言い方はいくつかありますが、フィンランド語にもあるのはおもしろいです。言い方の種類は違いますが。

※今回もWiktionaryを参考にしました。

Wiktionary, the free dictionary

読んでいただき、ありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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