訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
私は、いろんな言語で歌を聴いていたりします。その中で、有名な童謡なんかも聴いています。
「きらきら星」は、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、有名な童謡「きらきら星」をいろんな言語で比較していきます。
「きらきら星」は元は何語か
まず「きらきら星」が、元は何語なのでしょうか。元々は、フランス語から来ていますね。原題は “Ah! Vous dirais-je, Maman” と言います。
そんな「きらきら星」について
- フランス語
- 英語
- ドイツ語
- スペイン語
- オランダ語
で見ていきましょう。
フランス語の「きらきら星」について
「きらきら星」のフランス語題 “Ah! Vous dirais-je, Maman” は、元は牧歌でした。
それに歌詞が加わってイギリスに伝わり、世界中に広まっていきました。
実は、フランス語版の「きらきら星」は恋の歌のパロディーです。恋の歌の題名は “La Confidence naïve” ですね。
この歌の内容は「相手に、甘いことを言われて恋に落ちた。そのことを母親に言っている」といった内容です。
“Ah! Vous dirais-je, Maman” の歌詞について
フランス語の歌詞では「星」ではなく「飴」が出てきます。子どもが父親に言われたことを、母親に打ち明けているといった内容です。
子どもは、父親に「立派な人のようになれ」と言われたそう。
ですが、子どもに言わせれば「そんなことより、飴を食べてる方がいいや」となっているんですね。
“La Confidence naïve” も “Ah! Vous dirais-je, Maman” も、最初の歌詞は同じです。
Ah ! Vous dirai-je, Maman,
Ce qui cause mon tourment ?
きらきら星 – Wikipedia
英語の「きらきら星」について
「きらきら星」の英語題は “Twinkle, twinkle, little star” と言います。歌詞を書いたのは、イギリス人。
それが、世界中に広まったんですね。日本でも、英語バージョンを知っているという方もいるでしょう。
また、メロディーは “Alphabet song” や “Baa, Baa, Black Sheep” にも使われています。下は”Baa, Baa, Black Sheep” です。
“Alphabet song” は日本語ですと「ABCの歌」と言います。 この歌は、日本でも有名ですね。下は “Alphabet song” です。
“Twinkle, twinkle, little star” の歌詞について
“Twinkle, twinkle, little star” の歌詞では「星」だけでなく「太陽」も出てきます。
「昼間は世界を照らす太陽は夜にはいなくなる。代わりに、小さな星が世界を照らす。その星に感謝する」といった内容です。
昔は、星を目印に旅をしていました。なので、星の存在はかなり大きかったのでしょう。
また「不思議の国のアリス」内に、パロディーで “Twinkle, Twinkle, Little Bat” が書かれています。
ドイツ語の「きらきら星」について
「きらきら星」は、ドイツ語では “Morgen kommt der Weihnachtsmann” というタイトルです。
また “Zwölf Variationen in C-Dur über das Lied „Ah, vous dirai-je, Maman“” という変奏曲を、モーツァルトが作曲しました。
日本語では「きらきら星変奏曲」で知られています。
“Morgen kommt der Weihnachtsmann” の歌詞について
“Morgen kommt der Weihnachtsmann” の歌詞には、サンタクロースが出てきます。
“Weihnachtsmann : サンタクロース” ですね。
この歌詞は「サンタクロースからたくさんのプレゼントがほしい」といった内容です。
下の動画では子どもが2人ですが、1人だと相当ぜいたくなプレゼントの数ですね。それとも、そのくらいが普通なのでしょうか。
クリスマスツリーに、たくさんのプレゼントは羨ましいですね。
スペイン語の「きらきら星」について
「きらきら星」は、スペイン語では “Campanita del lugar” と言います。こちらも、ドイツ語と同じくクリスマスをイメージした内容です。
スペイン語では「鐘」が出てきますね。また「イエス」も出てきます。
オランダ語の「きらきら星」について
「きらきら星」は、オランダ語で “Altijd is Kortjakje ziek” と言います。
オランダ語版では「彼女は週の真ん中には元気がなくなってしまう。しかし、日曜には教会に通っている」といった内容です。
気分が優れなくなるの、すごくよくわかりますね。
毎日、やらなければいけないことはありますし、週の真ん中あたり(この場合は水曜日か)で、グダってしまいます。
ただ、ちゃんと教会に通っているのはえらいですね。私ですと、日曜日は引きこもっています。
まとめ
今回は、有名な童謡「きらきら星」をいろんな言語で比較しました。個人的に、オランダ語版の内容が一番共感できましたね。
「不思議の国のアリス」も読みたくなりました。
読んでいただき、ありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。