訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
親しい人の会話の中で、よく出てくる単語といったら「家族」「同僚」などの言葉でしょう。
今回は「スコットランド・ゲール語で身近な人物」について書いていきます。
スコットランド・ゲール語で身近な人物
今回は、以下の単語を見ていこうと思います。
- 友人
- 先生と生徒
- 働く人と上司
- 店員と客
- 医者と患者
- 運転手
それでは順番に見ていきましょう。
スコットランド・ゲール語で「友人」
最初に「友人」です。英語ですと “friend” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
caraid : 友人
友人の他に「いとこ」という意味もあるようです。たしかに、とても仲の良い友人は家族のような感じになりますからね。
元は、インド・ヨーロッパ語の “*kéh₂ros : 親愛なる” から来ています。
スコットランド・ゲール語で「先生」と「生徒」
次に「先生」です。英語ですと “teacher” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
tidsear : 先生
英語に似ていますね。といいますか、英語が語源のようです。ということは、次に来る単語達も英語が由来のものが多いのでしょうか。
さて、次に「生徒」です。英語ですと “student” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
oileanach : 生徒
先生は英語と似ていますが、生徒の方は違いましたね。
“oilean : 教え” と “-ach(接尾辞)” から来ています。また “oil : 教える” です。
スコットランド・ゲール語で「働く人」と「上司」
次に「働く人」です。英語ですと “worker” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
obraiche : 働く人
“obair : 働く” と “-iche(接尾辞)” から来ています。また “oibriche” という書き方もあります。
ちなみに、Google翻訳で「同僚」は “co-obraiche” と出てきました。
そして、次に「上司」です。英語ですと “boss” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
ceannard : 上司
最初の “ceann” は「頭」という意味です。英語も、日本語も上の人に “head : 頭” という単語を使いますね。
ただ、スコットランド・ゲール語の “ceann” には「終わり」という意味もあるようです。おもしろいですね。
スコットランド・ゲール語で「店員」と「客」
次に「店員」です。英語ですと “clerk” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
clèireach : 店員
頭の部分は英語と一緒ですし、発音もなんとなく似ていますね。それから “聖職者” の意味もあります。
元は、古代ギリシャ語の “κληρῐκός : 聖職者” から来ています。「聖職者」という単語が「店員」になった...なんか奥が深い言葉ですね。
そして、次に「客」です。英語ですと “customer” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
neach-ceannach : 客
こちらの単語は、Google翻訳にはありましたが、Wiktionaryにはありませんでした。
“neach : ~の人” と “ceannach : 購入する” から来ています。つまり、直訳すると「買う人」という感じなんですね。
スコットランド・ゲール語で「医者」と「患者」
次に「医者」です。英語ですと “doctor” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
dotair : 医者
こちらは、英語とほとんど変わりありませんね。
そして、次に「患者」です。英語ですと “patient” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
euslainteach : 患者
こちらも、Google翻訳にのみありました。どうやら “euslaint : 病気” と “-each(接尾辞)” から来ているようです。
直訳すると「病気の人」ですね。
スコットランド・ゲール語で「運転手」
最後に「運転手」です。英語ですと “driver” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
dràibhear : 運転手
こちらもGoogle翻訳からです。ですが、英語とかなり似ている単語だと言えるでしょう。”draibh : 運転する” と “-ear : ~の人” から来ているようです。
“draibh” という単語も、英語から来ています。
まとめ
今回は「スコットランド・ゲール語で身近な人物」について書きました。やはり、おなじイギリスの言葉なので、英語と近い単語がありましたね。
個人的には「先生」という単語が、英語と似ていておもしろかったです。
※今回もWiktionaryを参考にしました。
Wiktionary, the free dictionary
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