訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
私は自称外国語が好きなので、いろんな言語をチラ見します。ですが、チラ見といってもメジャーなものしか勉強したことがありません。
フィンランド語はメジャーなのか微妙ですけど。
実は去年から「スコットランド・ゲール語」を少し勉強したので、それについて説明します。
スコットランド・ゲール語とは
まず、スコットランド・ゲール語は、どこで話されているのでしょうか。これはイギリスの北部に位置する、スコットランドで主に話されています。
スコットランド・ゲール語 - Wikipedia
Wikipediaには「話者数58652人」とありますが、近い将来ネイティブがいなくなると言われています。そのくらいマイナーな言語のようですね。
CNN.co.jp : スコットランドのゲール語、10年以内に消滅か 社会言語学研究
スコットランド・ゲール語は、英語と同じインドヨーロッパ語族の仲間ですが、英語は「ゲルマン語派」で、スコットランド・ゲール語は「ケルト語派」となります。
※ゲルマン語派に「スコットランド語」がありますが、それとは別です。
スコットランド・ゲール語も英語も大きく分けたグループは一緒です。しかし、両言語はまったく異なりますね。
スコットランド・ゲール語の特徴
まず、文字ですが、これは英語と同じ「ラテン文字」を使います。ですが、文字には記号も用います。
A、À, B, C, D, E, È, F, G, H, I, Ì, L, M, N, O, Ò, P, R, S, T, U, Ù とその小文字が使われる。
スコットランド・ゲール語 – Wikipedia
発音も英語とは違います。個人的に、スコットランド・ゲール語は濁らないイメージです。
例えば “Gàidhlig(ゲール語の)” “balach(男子)” ですね。
“b” の発音だと思いきや “p” なんですね。Wiktionaryで確認すると、そのようです。
balach - Wiktionary
また、英語にはない「名詞の性別」もあります。女性名詞と、男性名詞の2つですね。
文法は他の言語とかなり異なります。現在形も、否定系も、疑問形も「VSO型」で表現されます。
VSO型とは「動詞-主語-目的語」で表されるということですね。
そして、英語とは地名の単語もかなり違います。
例えば「イングランド」です。英語ですと “England” ですが、スコットランド・ゲール語ですと “Sasainn” になりますね。
「スコットランド」も違います。英語ですと “Scotland” ですが、スコットランド・ゲール語ですと “Alba” となります。
その他の単語も結構違ってきますが「猫」という単語が、スコットランド・ゲール語と英語で一緒なのは、個人的にテンション上がりました。
cat - Wiktionary
まとめ
今回は「スコットランド・ゲール語について」簡単に説明しました。まだ、少ししかやってないので、大まかなところしか書けませんでしたね。
Duolingoは本当に便利だなと改めて思いました。マイナーな言語でも音声があるのですから。
※今回はDuolingoも参考にしました。
Duolingo - The world's best way to learn Scottish Gaelic
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