スコットランド・ゲール語の曜日・今日などの単語について

スコットランド・ゲール語

訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。

スコットランド・ゲール語のカレンダーに関する単語の表現が気になります。

そこで、今回は「スコットランド・ゲール語で曜日・今日など」について書いていきます。

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スコットランド・ゲール語で日曜日~土曜日まではなんと言うか

それでは、日曜日から順番に見ていきましょう。

スコットランド・ゲール語で「日曜日」

最初に、スコットランド・ゲール語で「日曜日」の言い方です。英語ですと “Sunday” となりますね。

Didòmhnaich : 日曜日

なんと、ラテン語由来の “dies Dominica : 日曜日” から来ていますね。他の曜日の由来もラテン語から来ているそうです。

英語と違い、単語の形もそのままといった感じですね。

スコットランド・ゲール語で「月曜日」

次に、スコットランド・ゲール語で「月曜日」の言い方です。英語ですと “Monday” となりますね。

Diluain : 月曜日

由来は、ラテン語の “dies Lunae : 月曜日” から来ていますね。同じ「ラテン語由来のイギリス言語」でも単語の形が違うのはおもしろいです。

スコットランド・ゲール語で「火曜日」

次に、スコットランド・ゲール語で「火曜日」の言い方です。英語ですと “Tuesday” となりますね。

Dimàirt : 火曜日

ラテン語由来の “dies Martis : 火曜日” から来ています。形はかなり違いますが、英語もラテン語の影響を受けています。

スコットランド・ゲール語で「水曜日」

次に、スコットランド・ゲール語で「水曜日」の言い方です。英語ですと “Wednesday” となりますね。

Diciadain : 水曜日

なんと、今度は「ラテン語由来」ではなく「古アイルランド語由来」と言います。古アイルランド語で “ceud : 一番の、最初の” と “aoine : 断食” から来ています。

ラテン語とも形が違うのですが「今までラテン語由来だったので、今度もそうなのかな。」と。でも、違うのは驚きました。

スコットランド・ゲール語で「木曜日」

次に、スコットランド・ゲール語で「木曜日」の言い方です。英語ですと “Thursday” となりますね。

Diardaoin : 木曜日

古アイルランド語の “dardóen” から来ています。直訳すると「2つの断食の間の日」となるようです。

水曜日も断食していて、木曜日は「その間の日」なので、金曜日も断食をしているのでしょうか。

スコットランド・ゲール語で「金曜日」

次に、スコットランド・ゲール語で「金曜日」の言い方です。英語ですと “Friday” となりますね。

Dihaoine : 金曜日

Wiktionaryに由来は書いていませんでしたが、おそらく古アイルランド語から来ているのでしょう。直訳すると「断食の日」です。

もしかすると、本格的な断食はこの日に行っていたのかもしれません。

スコットランド・ゲール語で「土曜日」

最後に、スコットランド・ゲール語で「土曜日」の言い方です。英語ですと “Saturday” となりますね。

Disathairne : 土曜日

由来はラテン語の “dies Saturni : 土曜日” から来ています。なんと、土曜日でまたラテン語由来に戻りました。

週の水曜日~金曜日は、スコットランド人やアイルランド人にとって大事な3日間なのでしょうね。今も、断食の日としているのかはわかりませんけど。

スコットランド・ゲール語で昨日・今日・明日はなんと言うか

次に、スコットランド・ゲール語で「昨日」「今日」「明日」の単語について見ていきましょう。

スコットランド・ゲール語で「昨日」

まず、スコットランド・ゲール語で「昨日」の言い方です。英語ですと “yesterday” となりますね。

an-dè : 昨日

由来は古アイルランド語の “indé” から来ているそうです。どういった形なのかはわかりませんが “dè : day” といった感じでしょうか。

“an” は、定冠詞のようですね。

スコットランド・ゲール語で「今日」

次に、スコットランド・ゲール語で「今日」の言い方です。英語ですと “today” となりますね。

an-diugh : 今日

由来は古アイルランド語の “indiu : 今日” から来ています。直訳すると「その日に」という感じですね。

スコットランド・ゲール語で「明日」

最後に、スコットランド・ゲール語で「明日」の言い方です。英語ですと “tomorrow” となりますね。

a-màireach : 明日

由来は、古アイルランド語の “i mbárach : 明日” から来ています。さらに、元をたどると、ケルト祖語の “bāregos : 朝” が由来です。

“mb-” から始まる単語があるのはおもしろいです。

どの言語も「明日」と「朝」の2つの単語は、関係があるようです。

まとめ

今回は「スコットランド・ゲール語で曜日・今日など」について書きました。

曜日は全て「ラテン語由来」になるのかなと思いきや、間に「古アイルランド語由来」も混じっていましたね。

「明日」という単語が「朝」から来ない言語というのは、あるのでしょうか。

※今回もWiktionaryを参考にしました。

Wiktionary, the free dictionary

読んでいただき、ありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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