訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
スコットランド・ゲール語の単語を紹介しますね。
今回は「スコットランド・ゲール語-10より大きい数字-」について書きます。それから、基数だけを書きます。
スコットランド・ゲール語の数字「11~19」
基本、構造が同じなので11と12と19だけを書きます。
スコットランド・ゲール語で「11」
最初に「11」の言い方です。英語ですと “eleven” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
aon deug : 11
英語の “eleven” という変化球と違い、スコットランド・ゲール語は覚えやすいと思います。”-deug : -teen” という感じですね。
スコットランド・ゲール語で「12」
次に「12」の言い方です。英語ですと “twelve” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
dhà dheug : 12
“-deug”を “dhà” に合わせた感じです。”-dheug” のかたちになるのは「12」だけです。他はすべて “-deug” ですね。
スコットランド・ゲール語で「19」
次に「19」の言い方です。英語ですと “nineteen” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
naoi deug : 19
先ほどの「11」と「12」は、英語とあまり似ていませんでした。ですが「19」は、なんとなく雰囲気が似ていますね。
スコットランド・ゲール語の数字「20~90」
これらの数字は順番に見ていきますね。「2~9」の数字と比べながら見ていきましょう。
スコットランド・ゲール語で「20」
最初に「20」の言い方です。英語ですと “twenty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
fichead : 20
“dhà : 2″ からは予想もつかない単語ですね。”f” はどこから来たのでしょうか。
ケルト祖語は “wikantī : 20” ですが “w” から始まってるので余計に不思議です。
スコットランド・ゲール語で「21」
次に「21」の言い方です。英語ですと “twenty one” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
fichead ‘s a h-aon : 21
英語と違い、単語が長いですし、点も含まれていますね。
” ‘s : and” です。10の位のときは、1の位に “a” がつくのがスコットランド・ゲール語の特長なんですね。
そして “aon : 1” が母音から始まっていますので “h-” がくっついています。
他にも、表し方はあるようですが、こんがらがってしまうのでこの表現だけを選びました。
スコットランド・ゲール語で「30」
次に「30」の言い方です。英語ですと “thirty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
trìthead :thirty
先ほどの “fichead” とは違い “trì : 3” に “-thead” がついた形ですね。ただ “-head” の部分は、両方とも一致しています。
“fichead” を基準に「30」を作るパターンもあるようですね。めんどくさそうですが。他の数字はどうなんでしょう。
スコットランド・ゲール語で「40」
次に「40」の言い方です。英語ですと “fourty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
ceathrad : 40
こちらも “ceithir : 4” から連想しやすい単語ですね。1番目の “i → a” となり、2番目の “i” は消えています。
そして、最後に “-ad” がついています。
この感じですと “-ad : -ty” な気がしますが、実際は違うのでしょう。それから、他の数字と違って少し仲間はずれな気もします。
他に “-rad” で終わる数字はないので。
スコットランド・ゲール語で「50」
次に「50」の言い方です。英語ですと “fifty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
caogad : 50
こちらは “còig : 5” を連想しやすいと思います。頭は同じ “c” なので。”òi → ao” となっています。語尾は “-ad” がつきます。
スコットランド・ゲール語で「60」
次に「60」の言い方です。英語ですと “sixty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
seasgad : 60
こちらも “sia : 6” を連想しやすいなと感じました。ただ “i → e” となり、語尾には “-sgad” がつきました。
“caogad” とは、最後の “-gad” が一致します。
スコットランド・ゲール語で「70」
次に「70」の言い方です。英語ですと “seventy” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
seachdad : 70
これは簡単ですね。”seach : 7″ に “ad” がついただけです。ということは “-ad : -ty” といった感じでしょう。
スコットランド・ゲール語で「80」
次に「80」の言い方です。英語ですと “eighty” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
ochdad : 80
こちらも “ochd : 8” に “-ad” がついただけです。
スコットランド・ゲール語で「90」
次に「90」の言い方です。英語ですと “ninety” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
naochad : 90
ここに来て、少しクセが出てきました。”naoi : 9″ の “i” が消えて、語尾に “-chad” がついています。
こちらも少し仲間はずれな単語っぽいですね。他に “-chad” で終わる数字はありません。
なお、こちらはWiktionaryを参考にしました。
naochad - Wiktionary
スコットランド・ゲール語で「100より大きい数字」
最後に「100, 1000, 100万」を紹介して終わりにしたいと思います。
スコットランド・ゲール語で「100」
最初に「100」の言い方です。英語ですと “one hudred” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
ceud : 100
英語の “one hundred” とは、似てないです。ですが “century : 世紀” を連想するような単語ですね。
「世紀は100年ごとに変わる」ので、わかりやすいです。発音はまったく似ていませんが。
スコットランド・ゲール語で「1000」
次に「1000」の言い方です。英語ですと “one thousand” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
mile : 1000
スコットランド・ゲール語で「100万」
最後に「100万」の言い方です。英語ですと “one million” となりますね。
スコットランド・ゲール語で、このように言います。
millean : 100万
さすがに「100万」となると、英語と大きい違いもないようです。
発音記号は “/ˈmiʎan/” です。なので “million(/ˈmɪljən/)” と比べると ” ll ” の部分の発音が違いますね。
まとめ
今回は「スコットランド・ゲール語-10より大きい数字-」について書きました。英語とほとんど違っていましたね。
規則性は、おそらくあると思いますが、細かく分けないとどういう構造かわかりませんでした。
読んでいただき、ありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。
※他にも参考になった記事を下に貼ります。
Scottish Gaelic numbers — Of Languages and Numbers
Niveau 1 - Numbers to 100 - Scottish Gaelic Numbers - Memrise
「スコットランド・ゲール語数字-1~10-」について書いた記事も下に載せます。