訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。
スコットランド・ゲール語の単語を少しずつ学んでいきましょう。
今回は「スコットランド・ゲール語で年・月・日など」について書いていきます。
スコットランド・ゲール語で年・月・日などの単語
それでは「年、月、週、日、時、分、秒」という順番で見ていきましょう。個人的に「分」と「秒」が、英語に似ているかどうか気になります。
スコットランド・ゲール語で「年」
最初に、スコットランド・ゲール語で「年」の言い方です。英語ですと “year” となりますね。
bliadhna : 年
こちらの単語は女性名詞です。
元は、ケルト祖語の “blēdanī : 年” から来ていますね。一文字も英語と被っていません。
ちなみに「明けましておめでとうございます」は、このようになります。
Bliadhna Mhath Ùr : Happy New Year
math : 良い
math → mhath
Ùr : 新しい
ということは、英語と語順がかなり違うということですね。もちろん、日本語とも。
スコットランド・ゲール語で「月」
次に、スコットランド・ゲール語で「月」の言い方です。英語ですと “month” となりますね。
mìos : 月(カレンダー)
こちらの単語は男性名詞と女性名詞の両方が取れます。これは、月名にも関係ありそうですね。
英語に形が似ています。両方とも、インドヨーロッパ祖語の “mḗh₁n̥s” から来ているとのこと。...
インドヨーロッパ祖語の、この表記が気になりますね。
スコットランド・ゲール語で「週」
次に、スコットランド・ゲール語で「週」の言い方です。英語ですと “week” となりますね。
seachdain : 週
こちらの単語は女性名詞です。
また、英語とかけ離れてしまいました。しかし、元々はラテン語の “septimus : 7番目の” から来ています。
フランス語の “semaine : 週” の方が近い感じですね。
スコットランド・ゲール語で「日」
次に、スコットランド・ゲール語で「日」の言い方です。英語ですと “date” となりますね。
ceann-latha : 日、日付
英語と違い、2つの単語を合わせています。
分解すると、このようになります。
ceann : (人だと)始まり、(人以外だと)終わり
latha : 日
日は、人以外の単語なので「終わり」ということでしょうか。
スコットランド・ゲール語で「時」
次に、スコットランド・ゲール語で「時」の言い方です。英語ですと “hour” となりますね。
uair : ○○時
こちらの単語は女性名詞です。
先ほどの “Ùr : 新しい” に形が似ていますね。英語とも、形が似ています。
「たびたび」とか「何度も」というスコットランド・ゲール語が、少しおもしろいです。
uair is uair : time and again
“uair” が、2回も使われていますね。
スコットランド・ゲール語で「分」
つぎに、スコットランド・ゲール語で「分」の言い方です。英語ですと “minute” となります。
mionaid : 分
こちらの単語は女性名詞です。
英語に似ているような、違うような感じですね。両言語とも、中世ラテン語の “minūta : 分” から来ています。
スコットランド・ゲール語で「秒」
最後に、スコットランド・ゲール語で「秒」の言い方です。英語ですと “second” となりますね。
diog : 秒
先ほどの “mionaid” とは違い、英語とかなり形が変わっています。
ちなみに、スコットランドゲール語の「2の序数」は、このようになります。
dàrna : second
どうやら、スコットランドゲール語も「2の序数」と「秒」という単語には、関わりがありそうですね。
まとめ
今回は「スコットランド・ゲール語で年・月・日など」について書きました。英語に似ているものもありましたが、意外にもフランス語に似ている単語もありました。
また、機会があったら名詞だけでなく、動詞や形容詞もやっていきたいですね。
※今回もWiktionaryを参考にしました。
Wiktionary, the free dictionary
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