スコットランド・ゲール語の代名詞-人称代名詞-

スコットランド・ゲール語

訪問ありがとうございます。マリナ(@MAppel_job)です。

文章を書いたりするうえで、人称代名詞(私は、あなたは)を覚えることは大事でしょう。

今回は「スコットランド・ゲール語の人称代名詞」について書いていきます。

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スコットランド・ゲール語の人称代名詞

それでは、スコットランド・ゲール語の人称代名詞を説明していきましょう。

その前に、下に表を載せますね。

mi : 私はsinn :私たちは
thu,tu : あなたはsibh : あなたたちは
e : 彼は
i : 彼女は
iad : 彼らは
スコットランド・ゲール語の人称代名詞1
mise : 私はsinne : 私たちは
thusa, tusa : あなたはsibhse : あなたたちは
esan : 彼は
ise : 彼女は
iadsan : 彼らは
スコットランド・ゲール語の人称代名詞2

スコットランド・ゲール語で “I”

まずは、英語の “I” からです。スコットランド・ゲール語ですと、このように言います。

mi : 私は

これは、英語の “me” に通じるものがありますね。

他にも、このような言い方があります。

mise : 私は

この2つの違いの説明は、また他のページで書くかもしれません。

スコットランド・ゲール語で “you(単数形)”

次に、英語で “you(単数形)” の場合です。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

thu, tu : あなたは

一見、英語と関わりのなさそうな単語ですが、英語にも “thou” と言う単語があります。なので、近い部分があると思いますね。

“tu” が使われるのは、動詞の最後が “-n, -s, -dh” の場合です。

他にも、このような言い方があります。

thusa, tusa : あなたは

この場合は、動詞の最後が “-n, -s, -dh” のときに “tusa” が使われるようですね。

スコットランド・ゲール語で “he”

次に、英語で “he” です。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

e : 彼は

非常にシンプルですね。また “it” の意味もあるようです。

他にも、このような言い方があります。

esan : 彼は

スコットランド・ゲール語で “she”

次に、英語で “she” です。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

i : 彼女は

こちらもシンプルですが、英語の “I” とごっちゃになりそうですね。個人的に。それから、こちらにも “it” の意味があるそうです。

他にも、このような言い方があります。

ise : she

このような形になるんですね。”esan” のように “isan” になるものかと思っていました。

スコットランド・ゲール語で “we”

次に、英語で “we” です。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

sinn : 私たちは

他にも、別の言い方があります。

sinne : 私たちは

スコットランド・ゲール語で “you(複数形)”

次に、英語で “you(複数形)” ですね。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

sibh : あなたたちは

英語の “we” と “you” と違い、スコットランド・ゲール語の “sinn” と “sibh” は似ていますね。

他にも、別の言い方があります。

sibhse : あなたたちは

英語と違い、複数形があるのはいいですね。英語も、元をたどれば複数形あったとは思いますが。

スコットランド・ゲール語で “they”

最後に、英語で “they ですね。スコットランド・ゲール語で、このように言います。

iad : 彼らは

こちらは、英語と同様に男女の区別はありません。しかし、別の言い方はあります。

iadsan : 彼らは

日本語とは違った形で「主語の形が複数ある」というのは非常に興味深い部分ですね。英語も “you” と “thou” がありますが、少し違う気がします。

まとめ

今回は「スコットランド・ゲール語の人称代名詞」について書きました。かなり簡単でしたが、複数形が2つありました。

代名詞「あなた」に関しては、主語の形が4つありましたね。「なぜ、主語が複数あるのか。」については別のページで書く予定です。

※今回もWiktionaryを参考にしました。

Wiktionary, the free dictionary

読んでいただき、ありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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